土佐山レシピ『のらぼう菜を使ったペペロンチーノ&ツナマヨネーズ和え』をご紹介
先日3月19日に、世界一周中のイギリスからの豪華客船「クイーン・エリザベス号」が 高知に入港しました。
旅客定員2千人余り、世界的にも有名な豪華客船です。その姿を一目見ようと臨時にシャトルバスが運行されるほど、 注目を集めました。土佐山からも見に行った人がちらほらと。
高知新港に停泊したクイーン・エリザベス号。お分かりいただけるでしょうか?このサイズ感…。ボクは日曜市の当番だったのでナマでは見れてないのですが…orz、帯屋町のアーケードは外国の人でいっぱいだったし、日曜市にも けっこう流れてきていました。
まぁ、この間勉強した英会話を実践する機会はなかったですけれど…。そんな海外からのお客さんも、サクラ開花前の日本の春を、南国高知で味わうことができたかな?と思っています。
蛇足どころか頭からヘビな前置きとなりましたが、ヘビもそろそろ冬眠から抜け出すころあい…。というわけで、今回は春っぽい野菜を紹介したいと思います。その名も「のらぼう菜」。
聞いたことがある人もいるでしょうし、初耳な人もいるでしょう。ボクはこの野菜の名前を初めて聞いたとき、「マラドーナ」の親戚かな?なんて…。忘れましょう。
この「のらぼう菜」、人に聞いたりネットで調べたりしたらちょっと面白い野菜でしたので 、まとめます。
- 別名は「セイヨウナバナ」
- 普段食べているナバナよりも苦みが少ない
- 加熱してもあまり目減りしない
- 固有種で、なおかつ交雑しにくい性質がある
などなど。一応外国から来たのですが、江戸時代初期にはもう食べられていたようですね。調理方法に関しては普通の菜花とそうは変わらないのですが、いくつかおススメレシピを紹介します。
のらぼう菜のツナマヨネーズ和え
ツナとマヨネーズを和えるだけの簡単メニューです。のらぼう菜は湯がくかアブラで炒めるか、お好みで。炒めたほうが味は濃くなるのおつまみ向きかと。
のらぼう菜のペペロンチーノ
普通のペペロンチーノにのらぼう菜を合わせただけですが、ほんのりとした苦みが春っぽい味わいに。白ワインと一緒に。
イモバル限定スペシャルプレート
こちらは不定期にふるまわれる、のらぼう菜を使った「イモバル男爵TOSAYAMA」限定のメニューです。料理長がウデによりをかけて作るイチオシの一品です。あー、これゼッタイ、ワインにあうやつでしょ。
という感じで、これからもちょくちょくと土佐山の旬のものを紹介できたらなと思います!