生姜糖の大人の楽しみ方として、ワインのお供としてご紹介



 

 

今回はつまみ、肴のことです。
去年、高知の繁華街、帯屋町(おびやまち)に新しく本屋ができました。
その本屋で何か新しい、インスピレーションあふれる何かがないかと、適当に立ち読みしながら、ろいろい(土佐弁で「うろうろする」こと)しているとチーズの本が目にとまりました。





ワインを飲む機会が増えたこの頃。チーズを肴にするときは決まってカマンベールで、それでも十分おいしいけれど、ほかに何かないかなぁ、なんて軽い気持ちで手に取ったら驚きました…!その情報量の凄いこと!!

チーズの文化史、種類からその製造方法、各国の主なチーズの種類、食べ方、栄養成分etc…。しかもほぼ全ページフルカラー。正直一目ぼれでした。衝撃的でした。サイフにも…

話は戻ってワインのおつまみ。チーズとの組み合わせでメジャーなものはいくつかあるのですが、その中でも塩気の多いチーズにはドライフルーツ系がいいそうです。なんでもドライフルーツの甘みがチーズの塩気を抑えるそうで。そこでひらめきました!!これ、しょうが糖(ドライジンジャー)にも合いそうなんじゃない?と。

しょうが糖は、スライスして砂糖で煮詰めた生姜を天日で乾燥させたモノです。僕たちとさやま開発公社でも、有機生姜で作ったものを、青山のファーマーズマーケットや日曜市なんかで販売しています。





ここで製造者の特権発動。小っちゃいので売り物にはあまりならないドライジンジャーの端っこと、ブルーチーズを合わせてみました。

食べてみると…、チーズの塩気としょうが糖の甘みが複雑に絡み合い…、後味は生姜の香りがスッキリ。味わい的には生ハムメロン的な組み合わせなんでしょうか?





子ども受けは絶対しないような、好きな人はとことん好きなような…。経験談からいうと、日本酒が飲めるようになってから食べて初めて知ったホヤのおいしさ。
万人受けはしないかもしれません。でも今後ともお付き合いしたい…。ボクにとってはそんな出会いでした。